再生療法

再生療法再生療法とは、歯周病で溶けてしまった骨を回復させることや、破壊された歯槽骨の再生を目的として行われる治療です。炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織(歯の周りの骨)の再生を行うことで歯の寿命を延ばし、歯を抜かずに治療することができます。

これまでは重度の歯周病には有効な治療方法がありませんでした。しかし、再生療法を用いることで、歯周組織(歯の周りの骨)の再生を誘発させ、健康な歯周組織を取り戻すことができるようになりました。

当院の再生療法
当院で行っている再生療法は骨移植、エムドゲイン、骨誘導再生法(GTR)という方法です。

●骨移植
歯周病で骨が失われた部位に骨を移植する方法です。移植する骨には自分の骨や人工骨を使い、骨の再生を図ります。再生療法において人工骨の役割はスペースメイキングにあります。歯肉の陥没を防いだり上皮が入らないようにするのと、骨ができる場の確保をします。

●エムドゲイン
歯周組織再生誘導材料を使った骨再生療法です。エムドゲインとは商品名ですが、ブタの歯ができるときのタンパク質(エナメルタンパク)を歯周病で骨が失われた部分に塗布すると、歯周組織が再生するというものです。歯肉を切開してエムドゲインを塗布し、縫合するという手順の手術が行われます。

●骨誘導再生法(GTR)
歯周病で骨が失われた部分をメンブレンと呼ばれる膜で骨の形成を誘導し、骨を再生させます。メンブレンには外部からの不要な歯肉が入り込まないように防御する役目もあります。メンブレンの下に新しい組織ができるまでに4週間程度かかりますが、その後4~8週間でメンブレンを取り除きます。再生された歯周組織は幼若ですが、次第に成熟して元の組織と同じくらいの成熟度となります。現在ではほとんど吸収性膜を使用するため、メンブレンを取り除く手術は致しません。
※メンブレンは生体適合性にすぐれた人工材料なので、アレルギーの心配はありません。

当院では骨欠損の状態により、使い分けをしております。また、歯槽骨がほとんどない場合はエムドゲイン、人工骨、メンブレンをすべて併用することもあります。

組織再生の3要素

細胞の活性化、増殖因子(エムドゲイン)、足場(人工骨、メンブレン)などが適切な濃度で適切な時間に作用されることで、はじめて再生療法は成功します。また、力のコントロールも大切になります。手術後は必ず、固定が必要になります。

※メインナンス
歯周病の治療をしてポケットを健全な状態に治したとしても、定期検診をしないとすぐに再発する恐れがあります。長く持たせるためには、治療後の定期検診にて磨き残しのチェックや歯周ポケット内の洗浄、歯の掃除など行います。また、歯周ポケット検査、レントゲン検査、かみ合わせの検査などを行い、歯周病が進行してないかをチェックします。早期発見、早期治療が歯周病治療において一番大切になります。

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