2015年7月31日

審美・美容歯科

審美・美容歯科

顔の印象は、歯並びによってずいぶん違ってくるものです。院内技工のある当院では、ラミネートベニア、オールセラミックなど、すぐれた技術で修復物を作り、患者さん一人ひとりのスマイルラインに合わせた美しい歯並びを提供しております。

※歯はお顔の一部になるため、治療の際には必ず、お顔の写真を撮らせて頂いております。

ラミネートベニア

ラミネートベニア歯の表側だけをごく薄く削り、セラミック製の薄いカバーを貼りつける方法です。歯の色が気になる方、手軽に歯並びをきれいにしたい方などにおすすめの治療法です。

ラミネートベニアの特徴
・ホワイトニングでは難しい強い変色をした歯でも白くできる
・痛みがなく、短時間で治療が終わる
・セラミック製なので、摩耗しにくく変色の心配もない
・歯の色を自由に選ぶことができる

治療の流れ
【1回目】
まず、歯の表面を0.5~0.7mmほど削ります。次に削った歯の表面の型を取ります。この型をもとにしてセラミックの歯を作製します。セラミックの歯ができるまでは仮歯をつけておきます。

【2回目】
貝殻状にできあがったラミネートベニアを強力な接着剤で貼りつけます。さらに表面を磨き、周囲の歯と見分けがつかないように適合させます。最後にかみ合わせの調整をします。

オールセラミック

オールセラミック金属をいっさい使用しない被せもの(クラウン)です。金属アレルギーの心配がなく、金属を原因とする歯肉の変化も起こりません。透き通った白さで、自然な光を透過する審美的にはもっともすぐれた修復物です。

メタルボンド

メタルボンド金属の裏打ちの上にセラミックを焼きつけた修復物です。強度にすぐれ、変色しにくいのが特徴です。前歯だけでなく、どこの部位でも使用することができます。ただし金属を使用しているので、金属アレルギーを起こしたり歯ぐきが変色する可能性があります。

インプラント

インプラント

インプラント治療は、歯が無くなったところの歯根にあたる部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。顎の骨にしっかりと固定されるインプラント治療なら、まるで自分の歯のように食事をすることができます。見た目も自分の歯のように自然に仕上げることができるので、人前でも口元を気にせず、食事や会話を楽しむことができます。

他院で治療を断られた場合も治療できます

院長あいさつインプラントが十分に長く機能していくには、インプラントを埋入する部位の骨の量に十分な幅と高さが必要です。しかしCT診査の結果、骨の量が不足している場合には骨造成法の手術を行う必要があります。当院ではこの治療を行うことにより、他院では治療を断られた患者さんの多くにインプラントの素晴らしさを実感していただいております。

また、重度の歯周病で歯を失い、前歯だけが残っているという場合でも、インプラントを奥に埋入することにより前歯を残すことが可能になります。これは入れ歯では不可能で、インプラントによって前歯も長持ちさせることができます。

ソケットリフト
上顎の骨がない場合に、上顎にインプラントを埋入する治療法です。上顎の骨には上顎洞という空洞があり、そこに骨の代わりになる充填材料を埋めることによりインプラントの埋入を可能にします。残存歯槽骨の量が5~7mmの場合に行います。
※上顎洞炎(蓄膿症)がある場合や、骨の状態によっては手術が不可能になることもあります。

サイナスリフト
上顎骨は下顎骨に比べて骨吸収の量が多く、骨量が不足するケースが多くなります。そこで、上顎にインプラントを埋入するスペースを作るため、骨が薄い部分の上顎洞に自家骨や骨補填材を置いて、そこに骨を作ります。残存歯槽骨の量が1~3mmの場合に行う治療法です。

インプラント治療の流れ

【STEP1】調査・術前計画治療の流れ
レントゲンやCT撮影などをして、十分な診断を行います。また、治療の計画についての説明をいたします。診断用ワックスアップを作製して、それをもとにステントを作製致します。

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【STEP2】インプラント植立の手術治療の流れ
歯を失った部位にインプラントを埋入します。インプラントが顎の骨にしっかりと固定されるまで、3~6カ月待ちます。

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【STEP3】仮歯の装着
今まで、歯がないところに歯が出来るので、最初は違和感を感じます。いきなり、最終的な被せ物を入れるのではなく、仮歯で機能・審美・清掃性・舌感・形の違和感などを修正しながら、ちょうどいい形にして行きます。

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【STEP4】人工歯の取りつけ、完成治療の流れ
仮歯で問題なければ、最終的な土台をつけて、仮歯をコピーする形で最終的な被せ物を入れて行きます。

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【STEP5】メインテナンス治療の流れ
インプラント治療後は、アフターケアとして正しいブラッシングを行うとともに、半年に一度は定期検診を受けてください。

当院で採用しているインプラント

当院ではアメリカのImplant Innovations社が開発・製造している3iインプラントと京セラメディカルのPOIインプラントを採用しています。

3iインプラント3iインプラント
3iインプラントの特徴は、インプラント体の表面に「オッセオタイト」という特殊加工をすることによって、顎の骨との馴染みをよくしている点です。これにより、従来に比べて短期間で治療が完了すると同時に、骨質がよくない部分での治療にも高い成功率を誇ってています。

POIインプラントPOIインプラント
生体親和性の高い高強度のチタン合金を表面処理しているために骨と結合しやすく、治療期間を短縮できるインプラントとして高い評価を得ています。日本で最も歴史と実績のあるインプラントとしても知られています。

従来の治療法とインプラント治療法との比較

歯が一本抜けた場合従来の治療法
●従来の治療法......ブリッジ
ブリッジの支台にするために両隣の歯を大きく削る必要があります。

●インプラント
歯が抜けた部位にインプラントを埋入し、人工の歯を被せるので、両隣の歯を削る必要がありません。

奥歯が抜けた場合従来の治療法
●従来の治療法......部分入れ歯
入れ歯を固定する金具などに異物感を感じたり、入れ歯を支えている歯に負担がかかることがあります。

●インプラント
入れ歯を固定する金具がないので異物感がありません。また、他の歯に負担をかけることもありません。

歯が全部抜けた場合従来の治療法
●従来の治療法......総入れ歯
入れ歯が口の中で動いてしまい、噛みづらくなったり話しづらくなったりするなど、不便を感じることがあります。

●インプラント
インプラントにより入れ歯をしっかり固定できるので、入れ歯を気にせず食事や会話を楽しむことができます。

その他のインプラント治療

オーバーデンチャーオーバーデンチャー
顎の骨に2~4本のインプラントを埋め込み、取り外し式の総入れ歯を入れる治療法です。通常の総入れ歯では歯ぐきだけで支えなければならないので、食事中にずれてしまったり、食べ物が間にはさまって痛みや食べづらさを感じることがあります。

しかし、オーバーデンチャーではインプラントの上にマグネットなど連結するためのパーツを接続して総入れ歯を装着させます。インプラント上にしっかりと固定されるので、通常の総入れ歯に起こるような問題を感じることなく、よく噛んでものが食べられるようになります。

また、オーバーデンチャーは自分で簡単に取り外しすることができるので、メインテナンスが容易であるという利点もあります。

「入れ歯」について詳しくはこちら

ALL ON 4(オールオンフォー)オールオンフォー
4本のインプラントをバランスよく埋入することで十数本の連なった義歯を支えます。多くの歯(またはすべての歯)を失ったお口を治療するのに適した治療法です。

従来は、歯が1本も残っていない場合、総入れ歯にするかインプラントをたくさん埋入するという治療法がとられていました。しかしインプラントを埋入するためには骨造成の手術が必要になるなど、患者さんの経済的負担が大きく、治療期間が長くかかるという欠点がありました。

オールオンフォーは、骨造成などの必要がなく、インプラントを埋入したその日のうちに仮歯を入れることが可能なので、すぐにものが食べられるようになるという利点があります。全顎的にインプラントが必要な場合など、インプラント治療に期間がかかり、義歯を使用して食事がとりづらかったりしていたのが、その日の内に仮歯が入り、噛めるようになり、インプラント治癒期間に入れ歯を使用しなくて済みます。
※審美性を獲得したい場合は、前歯に必ず骨造成が必要になります。

前歯のインプラントについて

前歯のインプラント当院では審美インプラントとして、前歯のインプラントも行っています。前歯のインプラントをする場合、前歯の外側の骨の厚みが健康な場合でも非常に薄いため、奥歯に比べ治療が困難です。技術がともなわない治療を受けると、最悪の場合、インプラントの首の部分が歯ぐきから露出し、見た目が悪くなってしまうことがあります。

当院では、まず骨造成にて骨を増やした後、歯周形成外科にて歯ぐきを増やし、その上でインプラントを埋入するという方法をとっています。骨造成法は非常に複雑なインプラント手術ですが、審美的な結果を得るためには必要な方法です。

インプラントのメインテナンス

インプラントのメインテナンスいくらインプラントと骨が結合していても、土台となる骨の部分にトラブルが起きれば、骨はインプラントを支えることができなくなってしまいます。また、歯周病が重度に進行した場合も骨はインプラントを支えることができなくなります。

インプラントを良好な状態で長く保つには、定期的なメインテナンスと、徹底したプラークコントロールが欠かせません。当院でのメインテナンスでは、PMTC(衛生士による歯の清掃)を行っている他に、かみ合わせのチェックもしております。かみ合わせが悪いために強い力がインプラントに集中すると、その部分が割れたりして壊れる原因となります。そこで当院では口腔内写真と咬合紙を使ってチェックをするほか、必要な場合には咀嚼の状態を動画に撮って顎全体のかみ合わせをチェックしています。

また当院では、インプラント治療を行った患者さんには歯ぎしりやくいしばりを防止するためにマウスピースの装着をすすめています。定期検診のときに、マウスピースの減り方を見てかみ合わせの判断に役立てています。

歯周病治療

歯周病治療

日本人の80%が歯周病にかかっているといわれます。そして40歳以上の人で歯を失う原因のナンバーワンが歯周病だという統計もあります。歯周病は生活習慣病のひとつで、自覚症状が現れにくい「沈黙の病気」。そして、歯ぐきから血が出る、歯がグラグラする、といった症状が現れる頃には重症化が進んでおり、最悪の場合は抜かなければならないという恐ろしい病気でもあります。

歯周病の原因

歯周病の原因歯周病をもたらす最大の原因はプラーク(歯垢)です。歯を磨かずにいたり、磨いても磨き残しがあったりすると歯の表面にネバネバした汚れが付着します。これがプラークで、食後8時間を経過するころから作られていくと言われています。そして、プラークの中には非常にたくさんの細菌がふくまれており、むし歯や歯周病の原因になります。

プラークは歯みがきをすれば取り除くことができますが、100%除去するのはむずかしく、正しい口腔内清掃ができていないとお口の中にプラークがどんどん蓄積されていってしまいます。その結果、プラークは自分では除去できない歯石となり、歯周ポケットの奥へと広がって菌が繁殖し続けていきます。

歯周病は、プラークや歯石にふくまれている歯周病菌が歯周組織(歯肉や歯槽骨)を破壊していくという恐ろしい病気なのです。

プラークの付着から歯肉炎になるまで
磨き残しからできたプラークは、歯と歯ぐきの隙間にたまり、細菌が繁殖して毒素が作られるようになります。この毒素が歯肉に作用すると炎症が起こり、歯ぐきが腫れて歯肉炎となります。この歯肉炎は、歯周病への第一ステップとなるのです。

歯周ポケットができる原因
歯石は、プラークが石灰化したものです。歯石は歯と歯肉の隙間にできやすいという特徴があり、歯石の中にいる細菌は歯と歯肉の間に入り込んでいきます。すると、細菌が産み出す毒素によって歯肉が破壊され、歯と歯肉との間に隙間ができます。この隙間が歯周ポケットです。歯周ポケットの中で、細菌はどんどん増殖し、歯肉を壊していくので、歯周ポケットはさらに深くなっていきます。

歯周病の原因

歯周病の進行度合いを、歯周ポケットの深さで測ることがあります。歯周ポケットの深さが1~3mmは、健康な歯肉です。しかし細菌によって歯肉が破壊されると、歯周ポケットの深さは4mm以上になります。

歯周ポケットの深さが進んでいくと、細菌の出す毒素は歯肉だけでなく歯槽骨(歯を支えている骨)まで破壊しはじめます。歯肉炎が進行した病態を歯周炎といいますが、これは歯周病が進んでいることをも表します。そして、歯周病が重度になると、歯槽骨の多くが吸収されてしまい、歯周ポケットの深さは10mmにも達することがあります。

歯周病との関係が深い病気と生活習慣

プラークで増殖する細菌は毒素を出して歯肉の抵抗力を低下させます。その結果、歯周病が発症しやすくなっていきます。また、生活習慣や生活習慣病も歯周病リスクを高めることが知られています。

●糖尿病
糖尿病になると全身の抵抗力が低下し、歯周病を発症・進行させやすくなります。反対に歯周病になると、糖尿病の症状を悪化させることも分かっています。糖尿病の患者さんは、歯周病を治療すると同時に血糖値のコントロールも適切に行わなければ、どちらの病気も改善に向かいません。

●喫煙
喫煙は歯肉や歯周組織の抵抗力を低下させる原因となる習慣です。歯周病リスクを高めるだけでなく、歯周病の進行を進めることも明らかになっています。また、タバコを吸う人だけでなく、タバコの煙を吸ってしまう受動喫煙も同様に歯周病リスクが高まります。

●ストレス・疲労
ストレスや疲労の蓄積は体の抵抗力を弱め、歯周病にかかりやすくなります。ストレスや疲労をためないよう、日頃から気をつける必要があります。

●歯ぎしり
歯ぎしりをしていると、かみ合わせに悪影響がある他、知覚過敏を悪化させたり顎関節症や肩凝りの原因となります。そして歯周病にとっても、過度な力が歯周組織に加わることで炎症が起きやすくなり、発症させやすくなるといわれています。

●口呼吸
口呼吸によって口の中が乾燥すると、ほんらい自浄作用がある唾液がなくなってしまうので歯周病やむし歯が発生しやすくなります。

●歯並びの悪さ
歯並びが悪いために磨き残しが出やすく、むし歯や歯周病になりやすい環境となってしまいます。

歯周病と全身疾患との関係

歯周病は糖尿病との関係だけでなく、全身にわたる病気との関係があることが知られています。

●肺炎
高齢者の死亡原因として最も多いのが肺炎です。そのなかでも多いのが、食べ物や唾液が誤って肺に入って起こる誤嚥性肺炎です。その食べ物に歯周病菌などが付着していると、その菌が原因となって肺炎を起こすリスクが高くなります。お口の中を清潔にし、歯周病を予防することが肺炎を防ぐことにつながります。

●脳梗塞
脳梗塞を起こした患者さんは歯周病に感染している割合が高いことが分かっています。歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、脳梗塞の原因となる動脈硬化を起こしている可能性が高いという研究成果が、日本脳卒中学会で発表されています。

●心臓病
心臓病は日本人の死因の第2位です。心臓の周囲を取り巻く冠動脈の血液の流れが悪くなって起きる狭心症や、血栓(血のかたまり)が血液の流れを塞いでしまうために起きる心筋梗塞があります。これらの病気を引き起こすのは動脈硬化が大きな要因とされていますが、歯周病になると動脈硬化を起こしやすいというのはご紹介した通りです。また、歯周病菌の中には血小板を集める働きを持つ菌がふくまれており、それが血栓を作りやすくしているという報告もあります。

歯周病の症状

歯周病の症状歯周病になってもはじめのうちは自覚症状が現れにくいというのが特徴です。しかし、こんな症状に気がついたら歯周病のサインです。すぐに治療を受けてください。

・歯を磨くと歯ブラシに血がつく
・歯肉が腫れている
・口臭が気になる
・歯が長くなったような気がする
・口の中がネバネバする

歯周病治療の流れ

歯周病の治療当院ではまず、担当衛生士が歯周病検査をして歯石などを取り除き、お口の中を清掃いたします。その後、再検査をしてお口の中の状態を診て、歯周病が軽度の場合は初期治療を行いますが、重度の場合は抗菌療法あるいは歯周外科の治療を行います。歯周外科が必要なのは、歯周病は骨(歯の周りの歯槽骨が溶ける)の病気だからです。骨の支えがなくなると歯は抜けてしまいますので、その危険性がある重度の場合は歯茎を開いて、不良肉芽、歯石の除去を行います。また、歯槽骨の整形、もしくは再生療法が必要になります。

初診時にはじっくり1時間かけて検査します
初診時には、担当の衛生士がじっくりと1時間ほどかけて、以下のような歯周病の検査をいたします。

【STEP1】症状の検査
染め出し......プラークの付着検査をします。歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目に付着しているプラークの状態を、専用の薬剤を使ってチェックします。動揺度検査......ピンセットを使って歯を動かし、ぐらつき(動揺度)を調べます。歯周ポケットの測定......ポケットプローグという歯周ポケット測定器具を用いて、歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットの深さを測定します。この測定をすることにより、歯周病の有無、歯周病になっている場合にはその進行度合いを調べます。歯周ポケットの深さが1~2mmであれば健康な歯ぐきで、歯周ポケットの深さが4mm以上ある場合は歯周病が進んでいる状態です。歯周ポケットが深いということは、歯の周りの歯槽骨が溶けているということです。また、深いポケットはバイ菌のすみかになります。

【STEP2】歯みがき指導
歯周病の治療でもっとも大切なのは歯みがきです。正しい歯みがき法を身につけることにより、毎日のホームケアで歯周病菌の巣窟になっているプラークをきちんと取り除くこと(プラークコントロール)ができるようになることを目標にします。

患者さんそれぞれに歯みがきの癖があり、よく磨けている部分と磨けていない部分があるので、磨き残しやすいところを意識して磨くように、磨き方をご指導いたします。

【STEP3】スケーリング(歯石の除去)
歯と歯ぐきの境目にこびりついた歯石は、ブラッシングだけでは取り除くことができません。そこでスケーラーという専用の器具を使って、歯の表面を傷つけないよう、ていねいに取り除いていきます(歯ぐきの状態を確認しながら行うので、症状によっては回数が増える場合があります)。軽度の歯周病では、スケーリングと正しいブラッシングをすることで症状が改善していきます。また、この段階でご家庭でのブラッシング状況をチェックし、正しいブラッシングの方法をアドバイスします。

歯石を取るときに、炎症の度合いによっては痛みが生じる場合があります。進行した歯周病の治療では、歯周ポケット内にある歯石を除去するときに麻酔をかけることがありますが、歯周病初期の場合は麻酔を使わないことの方が多くなります。歯石除去の際に出血することもありますが、これは歯肉炎の炎症がもたらすものです。痛みも出血も一時的なものなので、それほど心配することはありません。

【STEP4】歯周ポケットと出血の検査
歯と歯ぐきの境目に出血する部分があるかを確認します。出血や炎症が治まっている場合には次の段階に進みます。

【STEP5】SRP(歯と歯ぐきの境目に潜り込んでいる歯石の除去)
歯と歯ぐきの境目に潜り込んでいる歯石の除去をすることをSRP(スケーリングルートプレーニング)といいます。歯ぐきの内部まで歯石が潜り込んでいる部分には、強い毒素を持つバイオフィルムが形成されているために、SRPを行って歯石を除去し、バイオフィルムを破壊する必要があります。

【STEP6】再検査
ここまでで歯周病の状態が改善されているかどうかを再検査します。歯周病の状態が重症で、歯周病の外科治療が必要になってくる場合には、さらに歯周外科治療を行うことになります。

歯周病治療の流れ(重度の場合)歯周病の治療
歯周病の治療は、病気の進行度によって進め方が違ってきます。歯周病初期(歯肉炎)の段階では初期治療だけで改善できますが、進行して重症化すると外科手術が必要になります。また、歯周病末期になると体への負担や費用も大きくなっていきます。歯周病では、自分の歯を残すことがまず重要ですが、外科手術などをしないためにも早期発見、早期治療が大切です。

【STEP1】歯周病検査
治療を始める前に、歯周病がどれくらい進行しているかを確認します。
まず、歯ぐきの検査をします。

レントゲン撮影......歯を支えている骨の状態や歯ぐきの奥の歯石をチェックします。染め出し......歯の表面についているプラークの状態を、専用の薬剤を使ってチェックします。写真撮影......治療前の歯ぐきの状態や、歯石の付着した状態を撮影し、資料として保管します。歯周ポケットの検査......専用の器具を使って歯ぐきの溝の深さを測ります。

【STEP2】スケーリング(歯石の除去)
歯と歯ぐきの境目にこびりついた歯石は、ブラッシングだけでは取り除くことができません。そこでスケーラーという専用の器具を使って、歯の表面を傷つけないよう、ていねいに取り除いていきます。(歯ぐきの状態を確認しながら行うので、症状によっては回数が増える場合があります)

軽度の歯周病では、スケーリングと正しいブラッシングをすることで症状が改善していきます。また、この段階でご家庭でのブラッシング状況をチェックし、正しいブラッシングの方法をアドバイスします。

【STEP3】再検査・ルートプレーニング
歯周病が進行すると、歯石が歯の表面だけでなく歯周ポケット内にある歯の表面にも付着します。そこで、専用の器具を使ってポケットの深さを測ります。ルートプレーニングは、この歯肉の下の部分にある歯石やプラークを取り除く治療です。特に奥深くの部分に歯石がある場合には、麻酔を使用することがあります。

【STEP4】抗菌療法
ルートプレーニングを行った後も歯周病が進行してしまうという重度の歯周病の場合、抗菌療法を行います。抗菌療法とは、歯周病の元になっている病原菌を特定し、その菌を退治する抗生剤を服用してもらうことによって歯周病を引き起こしている元を絶ち、病気の進行を止める治療法です。

歯周病を起こす病原菌は、P.g菌、A.a菌、T.d菌、T.f菌、P.i菌の5種類があります。抗菌療法を行うには、まずこれらの菌のうち、どの菌に感染しているかを検査によって特定します。その上で、その菌に効力を発揮する抗生剤を服用していただき、お口の中から病原菌を除去します。当院では、抗菌療法を行っている間にもスケーリングとルートプレーニングを行い、歯石やプラークを取り除くことで物理的に歯周病菌を取り除き、さらに効果を高めております。

【STEP5】歯周外科治療
歯周ポケットの深いところまで感染している重度の歯周病では、外科手術が必要になります。外科手術には、切除療法とフラップ手術があります。

●切除療法
歯周ポケットが深くなっている部位の歯肉を切除し、歯周ポケットそのものをなくす方法です。歯根部分が露出してしまうため、知覚過敏になったり、歯が長くなってしまう(審美的に問題がある)というデメリットがあります。

●フラップ手術
ルートプレーニングでも歯石が取りきれない場合、フラップ手術を行います。歯肉を切開して剥がし、歯根部分を露出させてから歯石を取り除きます。完全に取り除いた後に歯肉をもどして縫合します。

※但し、切除療法とフラップ手術では骨の再生はしません。炎症のコントロールはできますが歯を支えている骨が再生しないため、よくならない場合があります。

歯周形成外科

歯周形成外科とは歯周形成外科
歯周形成外科とは歯肉歯槽粘膜部位の形態異常を改善するための外科手術の総称で、歯周病の再発防止、プラークコントロールの行いやすい環境の確保および審美性の改善のために行う手術がこれにあたります。

施術に際しては、小帯の高位付着、歯肉退縮、口腔前庭の狭小、付着歯肉の幅の不十分な部位に対して審美性および生理的形態を考慮して行う必要があり、術法には小帯切除術、歯肉弁側方移動術、歯肉弁歯冠側移動術、歯肉弁根尖側移動術、遊離歯肉移植術、歯肉結合組織移植術などがあります。

歯周形成外科を行うケース
歯茎がないところや歯茎が痩せてしまったところは歯ブラシがしづらく、プラークが溜まって虫歯や歯周病になりやすいため、歯茎の移植をして歯茎の再生もしくは歯茎を厚くして痩せづらい歯茎を作る必要があるケースのほか、前歯などでは笑った時に歯茎のラインが痩せたりして歯茎のライン(歯茎ライン)がアンバランスになり、審美性が悪くなって大きな口で笑えなくなってしまた場合に、外科処置をして、スマイルラインを整えて、左右をシンメトリーにすることで口元を綺麗にさせるケースなど、歯周形成外科治療が活躍します。

保険診療と自費診療の違いについて

保険診療と自費診療の違い歯科治療には保険診療と自費診療があります。歯周病治療の場合、当院では検査からスケーリング、SRP(必要に応じて歯周外科)までを保険適応で行っております。

健康保険では検査と歯石除去を中心に考えており、歯周病治療そのものに対して重きを置いているとはいえないのが現状です。しかし当院では、歯周病の治療においては初期治療が重要であるという考えから、丁寧な検査をするとともに歯と歯ぐきの間に潜り込んでいる歯石まで、SRPを行うことによって徹底的に取り除くこととし、ここまでを保険診療で行っております。

一方、歯周病が進行してしまい、歯を支える歯槽骨が溶けている場合には再生療法が必要となります。この治療を行うには、どうしても特殊な治療法と特殊な素材を使う必要があります。そのため、治療には保険の適応がむずかしく、自費診療とさせていただいております。

また、歯周病によって歯ぐきが後退し、歯の根っこが露出してしまった状態から自然に見えるように人工の被せものを入れたり、歯の形を整えるために詰めものをしたりする場合には保険適応のものと自費診療となるものとがあります。それらについては、一般歯科の「保険診療と自費診療の違い」の項をご覧ください。

「一般歯科・保険診療と自費診療の違い」へ

再生療法

再生療法再生療法とは、歯周病で溶けてしまった骨を回復させることや、破壊された歯槽骨の再生を目的として行われる治療です。炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織(歯の周りの骨)の再生を行うことで歯の寿命を延ばし、歯を抜かずに治療することができます。

これまでは重度の歯周病には有効な治療方法がありませんでした。しかし、再生療法を用いることで、歯周組織(歯の周りの骨)の再生を誘発させ、健康な歯周組織を取り戻すことができるようになりました。

当院の再生療法
当院で行っている再生療法は骨移植、エムドゲイン、骨誘導再生法(GTR)という方法です。

●骨移植
歯周病で骨が失われた部位に骨を移植する方法です。移植する骨には自分の骨や人工骨を使い、骨の再生を図ります。再生療法において人工骨の役割はスペースメイキングにあります。歯肉の陥没を防いだり上皮が入らないようにするのと、骨ができる場の確保をします。

●エムドゲイン
歯周組織再生誘導材料を使った骨再生療法です。エムドゲインとは商品名ですが、ブタの歯ができるときのタンパク質(エナメルタンパク)を歯周病で骨が失われた部分に塗布すると、歯周組織が再生するというものです。歯肉を切開してエムドゲインを塗布し、縫合するという手順の手術が行われます。

●骨誘導再生法(GTR)
歯周病で骨が失われた部分をメンブレンと呼ばれる膜で骨の形成を誘導し、骨を再生させます。メンブレンには外部からの不要な歯肉が入り込まないように防御する役目もあります。メンブレンの下に新しい組織ができるまでに4週間程度かかりますが、その後4~8週間でメンブレンを取り除きます。再生された歯周組織は幼若ですが、次第に成熟して元の組織と同じくらいの成熟度となります。現在ではほとんど吸収性膜を使用するため、メンブレンを取り除く手術は致しません。
※メンブレンは生体適合性にすぐれた人工材料なので、アレルギーの心配はありません。

当院では骨欠損の状態により、使い分けをしております。また、歯槽骨がほとんどない場合はエムドゲイン、人工骨、メンブレンをすべて併用することもあります。

組織再生の3要素

細胞の活性化、増殖因子(エムドゲイン)、足場(人工骨、メンブレン)などが適切な濃度で適切な時間に作用されることで、はじめて再生療法は成功します。また、力のコントロールも大切になります。手術後は必ず、固定が必要になります。

※メインナンス
歯周病の治療をしてポケットを健全な状態に治したとしても、定期検診をしないとすぐに再発する恐れがあります。長く持たせるためには、治療後の定期検診にて磨き残しのチェックや歯周ポケット内の洗浄、歯の掃除など行います。また、歯周ポケット検査、レントゲン検査、かみ合わせの検査などを行い、歯周病が進行してないかをチェックします。早期発見、早期治療が歯周病治療において一番大切になります。

一般歯科

一般歯科

むし歯治療といえば、むし歯の部分を削り詰めもの(樹脂レジンやインレー)を詰めて終わり、というのが一般的な治療です。しかし、せっかく治療をしても、かみ合わせが悪いとその部分が原因で数年後には歯が壊れてしまうことがあります。当院では、治療をした後のかみ合わせを重視し、治療後の再発防止に努めております。

むし歯の治療

むし歯は、歯垢(プラーク)に繁殖するむし歯菌(ミュータンス菌)が産生する酸によって歯が溶けていく現象(脱灰)からできるものです。放っておくと脱灰がどんどん進み、悪化していきます。

●う蝕検知液を使った判定
むし歯になった部分を判定するのは、肉眼では難しい場合があります。そこで、当院ではう蝕検知液を使ってむし歯を判定しています。う蝕検知液を使うと、むし歯になった部分が赤く染まるので、その部分を除去することでむし歯だけを取り除き、削る部分を最小限におさえることができます。

COの治療CO
ごく表面にできたむし歯で、まだ穴が空いていない状態です。適切な歯みがきをすれば、もとの健康な状態にもどる可能性があります。

C1の治療C1
歯の表面のエナメル質がむし歯になり、小さな穴が空いた状態です。この部分には神経がないので、痛みを感じることはありません。むし歯になっている部分を削り取り、樹脂(レジン)や金属などで埋めます。

C2の治療C2
むし歯が象牙質(エナメル質の下の部分)まで達している状態です。冷たいものを飲んだり甘いものを食べたりするとしみたり痛んだりします。治療には痛みをともなうことがあるので、麻酔をすることがあります。むし歯になっている部分を完全に取り除き、むし歯の深い部分には歯を保護するために薬を詰めます。歯の形を整えてから被せものや詰めものをつけます。

C3の治療C3
むし歯が歯髄(神経)まで達した状態です。この段階まで来ると、激しい痛みを感じます。神経を取る治療が必要になります。むし歯菌がこれ以上奥に感染しないように歯髄を取り除き、歯の内部を洗浄した後完全に消毒します。その後に充填剤を詰め、被せもの(クラウン)を装着します。

C4の治療C4
末期のむし歯です。根っこを残して歯冠の部分はほとんど崩壊してしまいます。膿がたまったり、腫れたりすることがあります。歯を残せる可能性もありますが、最悪の場合は抜歯することになります。

歯を抜かない治療法

歯を抜かない治療法当院では、できるかぎり抜歯せず、歯を残すための治療に力を入れています。通常、歯ぐきの奥までむし歯が進行していたり、歯が折れたりして歯の根っこ部分だけが残ってしまうと、抜歯することが多くなります。しかし、歯ぐきに埋まっている健康な部分を利用すれば、歯を抜かずに治療することができます。

エクストリュージョン(歯根挺出術)
歯ぐきに埋もれた歯の根っこを、上に引っ張り出す治療法です。歯を抜くことなく、被せものの治療ができるようになります。

●エクストリュージョンの特徴
【長所】
・歯を抜かずに治療することができる
・治療後の歯が長持ちする
・細菌感染しにくい環境ができる

【短所】
・保険がきかない
・治療に長時間(数ヶ月単位)かかる
・かみ合わせを支える力が弱くなる

クラウンレングスニング(歯冠長延長術)
歯ぐきに埋もれた歯の根っこを、手術で掘り起こす治療法です。歯を抜くことなく、被せものの治療ができるようになります。

●クラウンレングスニングの特徴
【長所】
・歯を抜かずに治療することができる
・治療後の歯が長持ちする
・歯周ポケットが改善する

【短所】
・保険がきかない
・部位周辺の歯ぐきが下がる
・歯が少し長くなる

※歯の状態によっては、抜歯しなければならない場合があります。精密な検査・診断を行い、治療が可能かどうかを判断します。

保険診療と自費診療の違い

保険診療と自費診療の違い健康保険が適用されている保険診療では、治療にかかる費用の一部で治療を受けることができるため、治療費を少なくすませることができます。これに対して、健康保険が適用されない治療においては、全額自己負担の自費診療となるため金額の差が大きく、非常に高額な印象を受けるかと思います。

日本の歯科医療における保険診療報酬は、欧米と比べて10分の1程度とかなり低く抑えられています。そのため、日本の保険診療では治療に質の高い材料を駆使し、じっくり時間と手間をかけることが難しいという現状があります。しかし、自由診療では費用が高くなる分、使用できる材料の制約がなく、また治療に十分な時間と手間をかけることができます。高度な技術と質の高い治療を提供できますので、治療結果が長持ちし、しっかり噛めるなどの機能的な面、見た目の良さなどの審美的な面においても保険診療と大きな差が出てきます。

自費診療では保険診療のような制約がないため、一人ひとりの症状に適した素材を使用し、高度な技術とともに十分に時間をかけた治療をご提供できます。

このページでは、保険診療と自費診療の違いについてご紹介させていただきます。

素材の違い
使用する素材によって、美しさ・安全性・耐久性が異なります。

【保険診療】
むし歯治療においては、金銀パラジウム合金が一般的に使われています。強度はすぐれていますが、金属アレルギーの心配があるほか、見た目の美しさに劣るという欠点があります。万一、金属アレルギーが出た場合には自費診療となります。総入れ歯の場合は、プラスチック製になります。強度を持たせるために厚みのあるものになってしまうため、装着したときに違和感があります。

【自費診療】
むし歯治療の詰めもの・被せものにはセラミックをおすすめしています。天然歯と同じ色で透明感のある美しい歯に仕上げることができ、時間が経っても変色しづらいです。セラミックは表面がつるつるしているため、プラーク(歯垢)が付きづらいです。また、天然歯に近い咬合面形態を再現出来ます。これはセラミックにしか出来ません。
また、ゴールド(プラチナとゴールドが主成分)は生体にとっていちばん安全といわれる素材で、歯の硬さも本来の歯に近く、奥歯など大きな力がかかる歯に最適です。
総入れ歯の場合、金属を使用するので薄くても強度が確保できるため、丈夫で違和感の少ない入れ歯を作ることができます。また、金属部分が多いので、料理の温度が伝わりやすく、食事をより美味しく楽しむことができます。

精度の違い
精度が高いほど、むし歯と歯周病の原因となるプラークがつきにくくなり、歯を長く保たせることができます。

【保険診療】
限られたコストで治療を進めなければならないため、治療に使用できる材料や時間に制約があります。その結果、どうしても詰め物や被せ物に隙間や段差が生じてしまい、汚れが付着しやすいものになりがちです。
【自費診療】
制約がないため、治療過程で使用する材料や機器も保険診療とは異なる、より優れたものを使用することができます。時間と手間をかけることができるので、より精度の高い治療が可能となります。

詰めもの(インレー)の製作工程の違い
●型どり
【保険診療】
型を取る材料は湿度の変化などで変形する、限られた印象材を使用します。
【自費診療】
精度が高く、湿度などで変形しないシリコンなどの印象材を使用します。

●歯の模型の違い
【保険診療】
模型を作る石膏の材料が安価なものになり、石膏の膨張率が高く模型が変形しやすくなります。
【自費診療】
模型を作る石膏が高価なものになり、変形率の少ない石膏を使用するため、変形しにくく精度の高い模型だできます。真空連和器を用いて石膏を注入するため、気泡や変形が少なくすみます。

●詰めものは、歯の模型をもとに歯科技工士によって製作されます。
【保険診療】
限られたコストで、できる範囲の詰めものを作ります。
【自費診療】
顕微鏡をのぞきながら、手間と時間をかけて丁寧に作業することができ、精度の高いインレーを作ります。

接着剤の違い
【保険診療】
限られた接着剤を使用します。時間が経つと唾液で溶解され、被せものが外れたり隙間から細菌が入ってむし歯を再発したりします。
【自費診療】
接着力が高く耐久性にすぐれ、インレーと歯との間に隙間ができにくい接着剤を使用します。治療した歯を長持ちさせることができます。

完成した詰めものの精度の違い
【保険診療】
適合の精度が劣るため、詰めものと歯との間に隙間や段差が生じてしまい、汚れが付着しやすくなります。
【自費診療】
適合の精度が高いので、詰め物と歯との間に隙間や段差が生じず、汚れが付着しにくく、歯が長持ちします。

被せもの(クラウン)の土台を完成させてからの工程の違い
●型どりの前処理
【保険診療】
この工程はありません。
【自費診療】
歯肉圧排を行います。歯と歯肉の隙間に糸を入れていくもので、被せるものの境目の部分より下の部分(歯茎の中)を正確に採得するために行います。なぜなら歯根から移行的に被せものを作りたいので、歯根形態の情報が欲しいからです。それにより天然歯の形に近い人工物を作ることができます。この工程を入れることにより、精度の高い型どりができます。

●型どりの材料の違い
【保険診療】
湿度の変化により変形する、寒天の印象材を使用します。寒天印象材は千切れも起こします。
【自費診療】
精度が高く、変形しないシリコンの印象材を使います。型を採った後、2〜3日経っても精度を保つことができ、千切れしにくいものになります。

●歯の模型の違い
【保険診療】
模型を作る石膏の材料が安価なものになり、模型が変形しやすくなります。
【自費診療】
模型を作る石膏が高価なものになり、変形率の少ない石膏を使用するため、変形しづらくなります。
真空連和器を用いて石膏を注入するため、気泡や変形が少なくてすみます。

●クラウンは、模型をもとに歯科技工士の手によって製作します。
【保険診療】
限られたコストでできる範囲のクラウンを作ります。
【自費診療】
顕微鏡をのぞきながら、手間と時間をかけて丁寧に作業することができ、精度のいいクラウンを作ります。

●完成したクラウンの精度の違い
【保険診療】
被せ物の適合が難しく隙間や段差ができがちです。そうなるとプラークがたまりやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
【自費診療】
適合の精度が高いものができます。むし歯と歯周病の原因となるプラークがつきにくくなり、歯を長く保たせることができます。かみ合わせ、形態の再現性が高いです。

痛みの少ない治療

痛みの少ない治療

お子さんだけでなく、大人の方でも歯医者というと「痛い」「怖い」というイメージを持つ方が少なくありません。当院では、そういった患者さんでも安心して治療を受けていただけるよう、痛みの少ない治療を心がけております。

麻酔の注射の前には表面麻酔で痛みを解消します

表面麻酔麻酔の注射が痛いのは、注射の時に麻酔液に圧力がかかるためです。そこで表面麻酔をすることにより、麻酔針が歯ぐきに刺さるときの痛みを解消します。表面麻酔にはゲル状のものやスプレー式のもの、また貼りつけるタイプのものがあります。いずれも効果に差はなく、注射の前に塗布してから注射を打ちます。

表面麻酔の手順
(1) 粘膜を乾燥させ、表面麻酔剤を注射する部位に塗る。
(2) 1~2分ほどで、粘膜の表面の感覚が麻痺してくる。
(3) 表面麻酔剤を拭ってから注射する。注射針をゆっくりと差し込むのが痛みを感じさせないコツ。

電動麻酔注射器を使用しています

電動麻酔注射器当院では麻酔に電動麻酔注射器を使用しています。これを使うことで痛みをほとんど感じさせることなく、麻酔をかけることができます。

麻酔注射が痛いのは、麻酔薬を注入するときのスピードが余計な圧力を与えてしまうためです。電動麻酔注射器は、コンピュータ制御で理想的な注入スピードを実現できるので、余計な圧力をかけずにすみます。また、手動で注射をするときよりも細い注射針を使用するので、刺したときの痛みが軽減されます。

お子さんにはスタッフが声をかけます

注射が怖いというお子さんには、表面麻酔をするだけでなく、スタッフが声をかけることによって痛みを紛らわせるようにしています。こうすることによって、多くのお子さんが注射を受け入れてくれています。

日々の知識・技術研鑽

日々の知識・技術研鑽

当院のドクターは日頃から日本歯周病学会をはじめとする、数多くの学会・研修会等に参加して知識・技術の研鑽に努めています。院長先生は日本臨床歯周病学会の認定医であり、歯周病のスペシャリストであります。また、衛生士も日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しております。その他の衛生士も資格取得に向けて勉強しており、常に向上心を持って仕事にあたっております。

日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士とは

日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士日本臨床歯周病学会が認定する歯科衛生士で、豊富な経験とともに歯周病疾患についての高度な専門知識と技術を修得しているエキスパートだけがこの認定を受けることができます。患者さんを歯周病からお守りすること、そして口腔ならびに全身の健康増進をサポートすることを目的として、日々研鑽に励んでいます。

衛生士のスペシャリストとして診断し、高い技術をもって歯周病の治療にあたります。豊富な経験を積んでいるので、患者さん一人ひとりの気持ちにより添いながら、治療を継続し良い結果を得るために誘導していきます。

認定歯科衛生士による歯周病治療

認定歯科衛生士当院の認定歯科衛生士は、単に歯石を除去したり、歯の清掃をするだけでなく、お口の状態を的確に診断し、確実に治療していくことを目指しています。

お口の中の状態は、お一人ごとに違っています。当院の衛生士はそれぞれのお口の状態に合った質の高いメインテナンスを行い、患者さんのお口の健康を支援していきます。また、患者さんとのコミュニケーションと信頼関係を大切にしながら、お口の健康と歯周病の予防・治療を行っていきたいと考えております。

感染症対策を重視

感染症対策を重視

病院内は清潔にしすぎるということはありません。歯科の場合、むし歯の削りかすや血液、唾液から病原菌が機械や器具を介して感染し、思わぬ病気をうつしてしまう可能性があるからです。当院では滅菌パックと滅菌器を2台備えて治療器具の滅菌消毒をする他、歯を削るタービンを洗浄・滅菌できるシステムを備え、万全を期しています。

滅菌と殺菌の違いについて

滅菌と殺菌の違い滅菌と殺菌、どちらも病原菌をやっつけることに違いはありませんが、やはり厳密には少し意味するものが違います。

●滅菌とは
かぎりなく無菌状態にすることをいいます。有害・無害にかかわらず、限りなく菌が存在しない状態までもっていくことで院内感染を防ぎます。

●殺菌とは
消毒剤などの薬品を用いて特定の細菌を死滅させることです。消毒剤は、人体に有害な微生物を除去して感染力を弱めます。

クラスB相当の滅菌器を備えています

クラスB相当の滅菌器当院では、小型滅菌器のなかで最も厳しいとされるヨーロッパ基準のクラスB滅菌レベルに相当する機能を持つハイレベルな滅菌器を2台採用しています。

●小型滅菌器のヨーロッパ基準(prEN13060)の分類について
クラスN......お口の中を見る鏡など、単純な器具の滅菌に使います。
クラスS......クラスNの対象物に加えて、お口の中を吸うチューブなど、やや複雑な形態をした器具の滅菌をします。
クラスB......クラスN、クラスSの対象物に加えて、歯を削るタービンなど複雑な器具まで、あらゆる器材の滅菌をします。

DAC(ダック)システムを導入しています

DACシステムDACシステムとは、タービン、コントラ、ハンドピースといった治療器具などに精製水を用いて内部まで洗浄し、オイル注油まで行うシステムです。もちろんヨーロッパ基準のクラスB規格をクリアしています。

治療に使った歯科用器具にはさまざまな病原菌やウイルスが付着している可能性があります。これらを滅菌するのには、オートクレーブという高圧滅菌器に入れたり、アルコール消毒をするといった、時間も手間もかかる方法で行うしかありませんでした。そのため、たくさんの患者さんを治療していくためには、数多くの器具をストックしておく必要がありました。

DACシステムは、滅菌前と乾燥時に数回の真空状態を作り、ここに飽和水蒸気を流し込みます。この工程を繰り返すことにより、複雑な形状をした器具でも隅々まで高温の水蒸気が行き渡り、あらゆる細菌やウイルスを滅菌します。そのうえ、DACを使うと15分という短時間で洗浄・滅菌することができるので、器具をたくさんストックする必要もなく安心して治療していくことが可能になったのです。

滅菌スリッパも用意しています

多くの患者さんが履くスリッパ。そのままではやはり清潔を保つことはできません。そこで当院ではスリッパを紫外線の滅菌器に入れ、常に清潔な状態で患者さんに提供するようにしています。

院内技工とは

院内技工

当院ではトップレベルの技術を修得した技工士が常駐して、患者さんの納得のいく被せものをお作りしています。多くの歯科医院では被せものの治療を行う場合、外部にある歯科技工所に製作を依頼します。しかし、当院では院内に技工施設を併設しており、これを院内技工といいます。

院内技工のメリット
・患者さんのご要望を直接、技工士がお聞きします
・患者さんの治療情報をドクターと共有できます
・仮歯から技工士が立ち会いながら仕上げます

当院の技工士について

当院の技工士当院の技工士は、審美補綴の分野では最高レベルの研修施設である大阪セラミックトレーニングセンターで研修を受け、歯の形態について徹底的に技術を磨いてきました。オールセラミックによる被せものを中心に製作していますが、天然歯と変わらない形と色を実現し、患者さんから高い評価を得ています。

さらに現在、SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry)という、美しいだけでなくかみ合わせにも優れた被せものの製作で、日本のトップレベルにあるスタディ・グループに参加し、更に高い技術の修得を目指しております。

院内技工士としてのこだわり
被せものを作るには、まず第一に患者さんが気に入る色、形のものになることを第一に考えています。そのためには、仮歯を作る段階から患者さんの希望を直接うかがい、実際にカメラで写真を撮るなどして厳密に作業を行っています。普通の技工所ではなかなか細かい注文が伝わりにくいという面がありますが、院内技工では柔軟に患者さんのご要望に応えることができるというメリットがあります。

また、せっかくご要望に添った被せものを作ったとしても、長持ちしなければ意味がありません。そこで外見だけでなく、かみ合わせといった歯の機能的な面にも重点を置いて作ることを大切にしています。SJCDでこの技術レベルを向上させて参ります。

院内技工のメリットとして、外部の技工所に頼むのよりも早く作製できるというメリットもあるかと思いますが、当院ではむしろ、早く仕上げるよりは多少お時間をいただいても丁寧に作る、ということを大切にしたいと考えています。

当院の技工士の紹介当院の技工士
【経歴】
・宮崎歯科技術専門学校卒業
・JIADS技工コース受講
・筒井塾 矯正コース/咬合療法コース受講
・大阪セラミックトレーニングセンター週末コース卒業 藤本賞受賞
・大阪SJCD技工コース受講

技工物について

セラミッククラウンセラミッククラウン
従来、被せもの(クラウン)には金属を使うことが多々ありました。たしかに金属は材料として強度があるので、目的にかなった素材といえます。しかしながら審美的に見て、優れているとは言えないのも事実です。

そこで当院では、審美的に優れ、更に金属アレルギーの心配もないセラミックの詰めもの、被せものに力を入れています。またセラミックは、レジン(プラスチック樹脂)と違って経年による変色の心配もないという特長もあります。

当院ではその他、ラミネートベニア、メタルボンドなど、審美的に優れた実績を上げています。これもまた、院内技工で高いレベルのものができるからに他なりません。

当院の審美・美容歯科はこちら

充実の診療設備

充実の診療設備

当院では高いレベルの治療技術を最大限に発揮するために、最新鋭の診療設備を整えております。

キッズルーム

キッズルーム当院では、お子さんが退屈しないように、キッズルームを設けています。小さなお子さんをお連れの患者さんも、安心して治療を受けていただくことができます。また、お子さんにとっても「歯医者さんは怖い」という心理的な不安を少しでもやわらげ、楽しく過ごせる空間を提供いたします。お父さん、お母さんの治療の待ち時間、あるいはお子さんの治療の合間などにご利用ください。

歯科用CT

歯科用CT 口腔内の情報を立体的に取り出して検査します。従来の2次元のX線写真では到底実現できなかった歯や顎の骨のデータを詳細にわたって得ることができます。

●インプラント手術時
術前の診断が短時間かつ確実に行うことができるので、インプラント手術ではより正確な診断・計画立案をすることが可能になります。

●親知らずの抜歯
埋伏した親知らずの歯根の形状を正確に知ることができるので、安全に抜歯することが可能になります。従来の2次元のX線写真では情報量が不十分だったので、勘に頼って抜歯するしかありませんでした。その結果、大量の出血をしたり、一時的に神経麻痺を起こしたりすることもありました。CTを使うことで、こうしたリスクを大幅に低減することができます。

●痛みや違和感がある歯の原因を調べる
何度治療しても痛みや違和感が取れないというとき、しばしば原因は従来のX線写真では捉えることができなかった歯の神経や歯根の破折、根尖病巣などにある場合があります。CTで撮影することにより、そうした部分の状態を知ることができるようになり、痛みや違和感の本当の原因が分かるケースが多くなりました。これにより、正しい治療を行い、痛みや違和感を取り除く可能性が高くなります。

顕微鏡治療 マイクロスコープ 

マイクロスコープマイクロスコープは、微細なむし歯の治療や歯内療法(根管治療)で大きな力を発揮しています。肉眼の20倍の大きさで患部を見ることができるので、肉眼では見過ごしてしまうような歯根のヒビや、未治療部分を発見できるのです。

歯内療法では、根管の奥の方まではっきり見ることができるので、より正確な治療を行えます。また、マイクロスコープには照明機能があり、ドクターの目線とほぼ同じ角度で患部を照らすことができるので、影ができず歯の内部がはっきり見えます。これにより、トラブルや失敗が大幅に少なくなります。

セレック

セレックセレック(CEREC)とは、ドイツで開発された、コンピュータ制御で歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。型どりをする必要がなく、短時間で比較的安価に治療ができるのが大きな特徴です。

実際の治療では、まず最先端の3Dカメラを使って患部をスキャンし、治療する部分の歯列をモニター上に再現します。その後、コンピュータの3D画面に従って修復物を設計し、ミリングマシン(切削機)がデータを基にして修復物を作製します。セレックは歯科技工所に頼んで修復物を作るのでなく、歯科医院内で修復物を作るので経済的です。また、修復物には規格生産された高品質なセラミックブロックを使うので、耐久性が高く治療時間も約1時間とスピーディです。

現在セレックはヨーロッパ諸国やアメリカを中心に、約3万台が普及しています。従来にない新しい治療法として注目を集め、世界の多くの歯科医院が採用しています。症例も全世界で1000万以上あり、20年以上の実績を持つセレックは、安心と信頼の治療法といえるでしょう。

ペリオフロー

ペリオフローペリオフローは歯周病治療に用いる専用機器です。超微細なアミノ酸を高圧で吹きつけて歯周ポケットの奥にあるプラークなど、手用器具では取りきれない部位にあるものを除去します。歯周病の再発防止や、インプラント周囲炎の予防にも最適です。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー当院ではレーザー治療器を導入しています。レーザー治療とは、レーザーの熱を利用して患部を切開したり止血をしたりするものです。痛みがほとんどなく、治癒が早いのが特長です。また、患部に直接触れずに治療できるので、感染症の心配もありません。

当院で使用しているのは、生体にとってもっとも安全性が高いとされる炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)です。このレーザーは、歯ぐきの筋組織を痛めることなく治療でき、痛みや腫れもほとんど起こらないというメリットがあります。

レーザー治療のメリット
・痛みが少なく、細菌を除去する
・治療の際に腫れや出血が起こりにくい
・治療後の患部の治り方が早い
・免疫機能を高める

レーザーを使った治療例
●歯周病の治療
歯周病菌のために、放っておくと歯が抜けてしまうという恐ろしい歯周病。歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットにレーザーを当てることで歯周病菌を退治します。レーザーによって細菌が急激に減少し、膿が自然に出て出血や痛みが治まり、治りを早くします。

●知覚過敏
冷たいものを食べたり水を飲むと歯がしみるのが知覚過敏です。象牙細管という歯の神経につながっている小さな穴が開いているために、神経が刺激されてしみるようになるのです。レーザーで治療をすると、歯の表面に薄い膜ができ、それが穴をふさぐので歯の神経を保護することになり、痛みやしみることを防ぎます。

●口内炎
お口の中や唇にできる口内炎や口角炎の治療にもレーザーが有効です。痛みがすぐにやわらぎ、治りも早くなります。

●歯ぐきの黒ずみ
メラニン色素によって歯ぐきが黒ずむもので、レーザーによって黒ずんだ部分を除去します。数日後にはもとのピンク色の歯ぐきを取りもどすことができます。

ピエゾ・サージェリー

ピエゾ・サージェリーピエゾ・サージェリーは超音波を使った手術器具として、現在もっとも注目されているものです。軟らかい部分は傷つけず、硬い部分だけに作用する三次元超音波振動を利用し、切削部分の長さや深さを正確にコントロールすることが可能です。そのため、骨を削るときに血管や神経などを傷つけずに安全に施術できるようになります。

また、超音波で削るため、患者さんの体にかかる負担も少なくすむというメリットもあります。ピエゾ・サージェリーは、インプラントや歯周外科の分野で大きな可能性を示しており、骨移植や歯冠延長術、親知らずの抜歯などにも応用されています。

徹底した検査

徹底した検査

当院では、いずれの治療科目でも治療の一環として、初診では1時間を掛けてお口の中をくわしく検査いたします。一人ひとりのお顔が違うように、お口の中も一人ひとり違います。くわしく調べることで、患者さんそれぞれに合った、オーダーメイドの医療を提供することができます。
※急な歯痛などがある場合は、応急処置を優先いたします。

お口の詳細な資料をお作りします

検査を徹底一般的な歯科医院では、まず問診票に記入していただき、すぐにむし歯や歯周病などの治療を行っていきます。しかし当院では問診票にご記入いただいた後、治療を始める前にお口の中を全体的にチェックして、むし歯の有無や歯肉の状態を診させていただいています。そしてレントゲン写真、歯周病の検査、スタディー模型作製のための型取り、お口の中の写真やお顔の写真を撮影させていただき、かみ合わせの異常やバランスの偏りなどを客観的に診断するための詳細な資料をお作りしています。この資料をもとに、医師が治療計画を作成いたします。

資料は一部を当院で保管し、もう一部を患者さんにお渡ししています。こうすることにより、お口が抱える問題点を患者さんご自身と当院の医師・担当衛生士が共有することができます。資料は当院に半永久的に保存されますので、患者さんはいつ来院されても適確な治療を受けることができます。また、治療の期間が空いてしまった場合でも、前回の治療との比較もできるので、問題が出てきた部分を正確に把握し、治療していくことができます。

基本的な治療の流れ

(1) 初診時
【STEP1】予約を取る治療の流れ
当院は完全な予約制とさせていただいております。お越しいただく前に、お電話でご予約いただきますようお願いいたします。
TEL:047-430-1266

初めて当院にお越しいただく方は
・お名前
・症状
をお伝えください。

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【STEP2】問診票のご記入治療の流れ
はじめて来院された患者さんには問診票をお渡ししますので、ご記入をお願いいたします。この問診票で、痛みがあるかどうか、お口全体のむし歯や歯肉の状態を診させていただくことの可否をうかがいます。

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【STEP3】歯式(チャート)や歯周病検査の実施治療の流れ
担当の衛生士が、歯列を表した図に、むし歯や歯肉の状態を記入していきます。同時に、カルテも作成いたします。歯周病が進行している場合は歯周組織検査(ポケット測定)を行います。
※当院では、担当の衛生士が資料作成(歯周病の場合は初期治療まで)をいたします。

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【STEP4】パノラマレントゲン写真を撮影する治療の流れ
お口全体のレントゲン写真を撮ることによって、骨の状態や歯の根っこの状態など、目では直接確認できない部分を確認することができます。また、親知らずの有無を見ることもできます。重度の歯周病や具合のよくない補綴物(詰めものなど)が多い患者さんの場合には、「デンタル14枚」といって、1本の歯について14枚の写真撮影をし、より詳しくお口の状態を確認いたします。

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【STEP5】口腔内とお顔の写真を撮影する治療の流れ
お口の写真を撮影することによって、むし歯や歯周病、かみ合わせの具合など治療前の状態を確認していただきます。この写真は、治療計画を立てるときや治療後の変化を観察・記録するための大切な資料になります。また、お顔の写真を撮ることによって、歯とお顔の調和をみることができます。主に正中や咬合平面のズレをみていきます。

こうして記録を残すことで、将来、患者さんのお口の状態がどのように変化したのかを確実に知ることができ、治療に役立てることができるようになります。
※撮影させていただいた写真には、お口の中のどこに問題があるかをすべて記入し、患者さんにお渡ししています。

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【STEP6】主訴の治療をする治療の流れ
むし歯が痛い、差し歯が取れてしまったなど急を要する場合、症状をやわらげるための応急治療を優先的に行います。症状の原因をご説明してから治療を行います。

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【STEP7】当院のコンセプトを説明する治療の流れ
当院では、歯周病治療、予防治療に力を入れています。痛みのあるところだけを治療するのは簡単ですが、それだけでは再発の恐れがあります。たとえば、体に腫瘍があって手術をしなければならないとき、何の説明もなく翌日に手術をしましょうということには絶対になりません。手術をする前に、他に病気がないかなどを詳しく検査し、カウンセリングした上で患者さんの同意を得てから治療を始めます。お口の治療もこれと同じなのです。

当院では病気の原因をきちんと調べた上で追求し、一人ひとりに合った治療内容を立案し、カウンセリングをして同意のもとに治療を進めるという、オーダーメイドの医療を提供させていただいています。2度目の診療時には、ここで作製した資料をもとにもう一度カウンセリングを行い、治療部位の説明やお口の状態についてご説明しています。

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【STEP8】予約の説明をする治療の流れ
当院では、完全予約制というシステムをとっています。患者さんお一人だけのために時間を確保することで、十分に満足のいく治療や説明を提供するためです。

初診では、痛いところの治療と問診、口腔内の検査、レントゲン写真、口腔内写真など必要に応じて様々な資料取りをさせて頂いており、どうしでも治療時間がかかります。そのため、予約のアポイントは1時間頂いております。万一、診療予約に変更がある場合には、予約日当日ではなく、前日までにご連絡をいただけるようお願いいたします。
※完全予約システムについて説明をしたリーフレットをお渡しします。

(2)2回目来院時
●カウンセリングをする
初診時にお作りした資料をもとに歯科医師が作製した治療計画をご説明します。

●治療必要部位の説明をする
重度の歯周病がある患者さん......まず歯周病の検査をします。その後、SC、SRP(スケーリング&ルートプレーニング)という手法で歯周ポケット内の歯石を除去します。その後、再評価(歯周病検査)を行い、歯周外科へと移行します。メインテナンスの重要性も説明致します。むし歯が多い患者さん......なぜ、このようにむし歯が多くなってしまったのかをご説明します。むし歯は進行するので、メインテナンスが必要であることもご説明します。むし歯が少ない患者さん......だいたいの治療回数をお伝えします。補綴物について、保険治療と自費治療があること、その違いについてリーフレットでご説明します。かみ合わせ、歯並びが悪い患者さん......矯正治療の必要性や将来起こりうることを説明致します。顎関節症の患者さん......詳しい問診、顎の体操やマウスピース治療の説明を致します。

などなど、必要に応じていろんな説明を致します。

●患者さんの希望を聞く
治療時に痛くないようにしてほしいとか、必ず、顔にタオルを置いてくださいとか、仕事が忙しいので短期に治したい。などいろんな要望を伺います。また、保険治療と自費治療を含め、今後どのような治療を行っていくか患者さんのご希望を伺います。

●資料を渡す
初診時にお作りした、口腔内写真をふくむ資料一式をお渡しします。
※次回診療時に歯みがき指導(TBI)を行いますので、ご自宅で使っている歯ブラシを持参してください。

当院の完全予約システムについて

当院の完全予約システム当院では、お口に起きた病変の原因を徹底的に追求し、一人ひとりに合った治療計画を立案しています。また、カウンセリングにて患者さんの同意のもとに治療を進めていけるよう、オーダーメイドの医療を提供させていただいております。

初診では、痛いところの治療と問診、口腔内の検査、レントゲン写真、口腔内写真など必要に応じてさまざまな資料取りをさせて頂くため、治療時間がかかります。そのため予約のアポイントには1時間をいただいております。

次回の治療時にはその検査結果、資料をもとに、同じく1時間を取ってカウンセリングをさせていただいております。入念な準備をしてお待ちしているので、遅刻や無断キャンセル、電話キャンセルをされると大変困ります。また、まじめに通院して頂いている患者さんにも大変ご迷惑がかかることになります。アポイント時間をしっかり取り、治療を行わなければ良い歯科治療は提供できません。

そこで、当医院で治療をご希望されながら遅刻や無断キャンセルをされる方は、場合によっては診療をお断りする場合があります。患者さんにとっても時間は大切ですし、それは歯科医院にとっても良い治療を提供する上で大切です。お互いに時間を守り、よい人生を歩みましょう。

一般の患者さんへ
当院では歯周病治療に力を入れております。歯周病の治療には治療期間がかかります。毎回の治療を担当歯科衛生士が行い、またお時間は都度約1時間程いただいておりますため、予約は大混雑になります。遅刻をされたりすると、予定していた治療内容の半分しかできなかったり、あまり治療が進まなくなる可能性があります。また、無断キャンセルをされると、まじめに通院している患者さんにご迷惑がかかります。

誠に申し訳ありませんが、当医院では無断キャンセルを3回された方、無断遅刻が多い方は他の歯科医院へ紹介状をかかせて頂いております。

インプラント手術、歯周病手術の患者さんへ
当院では手術日の前日より、ドクター、スタッフによる手術の準備をしております。手術に関する手順や手術に使う機械や器具の滅菌など、いろいろな準備をしております。手術当日も手術時間を2~3時間ほど頂いております。そのため、無断キャンセルや遅刻をされると大変困ります。

当医院では患者さんのために万全な準備をしておりますので、患者さんも時間や約束を守っていただけない場合は、今後、当医院で手術することをお断りする場合があります。よほどのことがない限り、キャンセル、遅刻はしないようにしていただけると助かります。

全顎的に治療を受けている患者さんへ
かみ合わせが崩壊している患者さんや歯周病が重度な患者さん、全顎的にインプラント治療している患者さんは全顎的な咬合回復が必要になります。1歯ずつの治療ではなく全体の歯をみて、場合によっては上下すべての歯を一気に治さなければならないため、1回の治療に2~4時間ほどかかります。そのため、無断キャンセルや遅刻をされる方は全顎的な治療をお断りする場合があります。

※なお、歯をぶつけたなどの救急の患者さんがいらした場合には、少しお待たせする場合があります。

歯を長持ちさせるには

歯を長持ちさせるには

歯とは頑丈で、動いたりすることはないものだと思っていませんか?

けれども実際には、歯はかなり弱い力でも動いてしまうものなのです。頬杖や横向き寝、うつぶせ寝を長時間続けていると、徐々に顎がずれたり歯の傾きが変わったりして、いつの間にか歯列のアーチが崩れ、顔の歪みとなって現れます。歯を長持ちさせるには、生活習慣の改善や歯にかかる力のコントロールをしていくことが重要です。

治療技術は進んでいるのに、歯が悪くなる?

歯を長持ちさせるには近年、歯科医学界はめざましい発展を遂げており、むし歯や歯周病予防といったメインテナンス技術の進歩により、一昔前に比べ歯はとても長持ちするようになりました。しかしながらその一方で、毎月定期検診をしっかり受けていて、むし歯や歯周病の予防治療をしているにも係わらず、状態が悪くなっている人が増えています。それはなぜでしょうか。

歯は、1日平均2000~3000回も咀嚼運動をして食べ物をすり潰していますので、包丁などと同じで、毎日使っていくうちにすり減っていきます。また天然歯(自分の歯)だけでなく、金属やセラミックの詰めもの、被せものも、上下の歯で咀嚼している限り、必ずすり減っていくのです。

さらに、人間はストレスを抱えると食いしばりや歯ぎしりなどを引き起こすことがあります。ストレスを解消しながら健全な生活を送っている人であれば、上下の歯が接触するのは食物を噛んだり飲み込んだりするときだけです。しかし食いしばりなどがある人は、常に上下の歯を接触させているために、歯がすり減り、歯が倒れたりしてかみ合わせが悪くなり、歯が破折するなどして大きなダメージを受けるリスクが高くなる、つまり歯の寿命を縮める要因になります。

生活習慣を改善することが歯を長持ちさせる

生活習慣を改善矯正治療をするときなど、かなり弱い力をかけただけでも歯は動いていきます。それが強い力となれば言うまでもなく、歯に過剰な力がかかる食いしばりや歯ぎしり、頬杖や横向き寝といった習慣を治さなければ、顎がずれ、歯が倒れてしまうことにつながるのは自明の理です。

顎がずれ、歯が倒れてしまうとかみ合わせも変わってしまい、強くあたる歯とそうでない歯が出てきます。そうすると、強くあたる歯は破折したりものが噛みづらくなったりします。そして噛みやすい側でばかり食物を噛むようになって左右がアンバランスになり、結局は歯がダメージを受けることになります。

むし歯や歯周病で、いくら良い治療を受けても、歯にダメージを与えてしまう生活習慣や力のコントロールをしないと、歯は長持ちしません。歯がしみる、歯がぐらぐらする、咀嚼時に違和感を感じる、さらには頭痛、肩凝りといった症状が出た場合、顎のずれやかみ合わせの異常が原因であることが少なくありません。歯の治療や歯並びの治療をしても症状がよくならないときには、顔や体を歪ませる悪い生活習慣に気づき、改善することが症状の改善や口元の若さと健康を保つのです。

当院で行っている定期検診

当院で行っている定期検診顎がずれるのも歯が傾いていくのも、急に動くわけではなく、長い年月をかけて徐々に悪くなっていくのです。そのため最初の頃は気がつかず、症状が現れてからはじめて異常に気づくことが少なくありません。

初期段階で自覚するために定期検診を受けることが重要です。当院で行っている定期検診では、歯をお掃除するだけでなく、かみ合わせのチェックや歯が倒れてきていないか、顎が歪んできていないかなどを重点的に診ていきます。そこでちょっとした変化に気づくことが大切であり、なぜそうなったのかその理由を追求しながら、生活習慣の指導を行っています。原因を取り除かないと再び同じことが起きるからです。

また当院では、変化を記録しておくために必ず口腔内写真、顔写真、全身写真、レントゲン写真など、いろいろなデータを採取し、患者さん専用の資料を作らせていただいております。かみ合わせについては、患者さんがどういう噛み方をしているのか動画を撮影して、咬合面形態や歯のポジションを考えます。

一度作った資料は大切に保管し、患者さんがいつ来院されても以前の写真と比較できるようにしています。資料を作ることで、顔や身体の歪み、歯が倒れてきているといった口腔内の変化に気づくことができます。

大きなストレスを抱えている時こそ咬合力の分散を

咬合力の分散現代社会では、昼間の食いしばりが大きな問題になっており、その原因のほとんどがストレスだと考えられます。食いしばりは、非常に強い力で上下の歯を噛みしめるので、歯や顎、筋肉、骨にダメージを与えてしまいます。そのため、いかに咬合力(噛みしめる力)をコントロールするかが大切になります。

ストレスは人によって違いますし、年齢によっても違います。仕事が忙しかったり、子育て、育児、介護、さまざまなプレッシャーなど、様々な要因があります。ましてや長い人生においては、良い時もあれば悪い時もあります。そうした悪い時にこそ、歯や歯周組織、顎などに悪い影響が出てくるのです。

ストレスを解消することは難しいですが、ストレスを抱えた時、人生において悪い時にいかに力のコントロールをして咬合力を分散させられるかが、歯を長持ちさせる上で大事になると考えます。

生活習慣の指導をして「態癖」を治す

「態癖」を治す右を向いて左側でものを噛むことはできません。右を向くとほんの少し顎が右にずれるため、右噛みしかできないのです。いつもテレビを見ながら右を向いて食事をしている人は無意識のうちに右噛みになります。このような、普段の癖を「態癖」といいます。

態癖にはさまざまなものがあり、それが顎や歯に影響を与えています。たとえば、顎関節症になる人はうつ伏せ寝が習慣になっているケースが多く見られます。うつ伏せ寝をしていると、顎が後方に下がってしまい、常に顎関節に負荷をかけるために顎関節症につながっていくのです。

日本人の態癖として典型的ともいえるのが、右向き寝左頬杖です。習慣的に右向きで寝ていると、右の歯に負荷がかかるために右側の歯が倒れていきます。またパソコンが普及している昨今、右手にマウスを持ち、左手で頬杖をする人が多くなっています。このような態癖がある人は、必ずと言っていいほど左側の歯並びのアーチが崩れたり、歯が倒れていきます。そして歯が倒れてしまうとかみ合わせが変わり、歯や歯周組織、顎、筋肉などにも影響が出るようになり、正常な咀嚼運動ができなくなる場合があります。

このような状態にならないように、当院では定期的なメインテナンスで態癖のチェックを行い、歯が長持ちするように生活習慣の指導を行っております。

以下の態癖はありませんか?
こうした態癖がある場合には、顎の歪みや歯が倒れる原因となります。

「態癖」を治す

愛する地域のみなさんに恩返しをしたい

院長あいさつ

こんにちは、つかだ歯科医院の院長の成仁鶴です。
私は船橋中央病院で生まれ、船橋で今までずっと育ってきました。船橋の町が本当に好きで、今後も船橋で一生を過ごしていくことでしょう。生まれ育った塚田で診療ができることを本当に幸せと感じております。昔、お世話になった人たちへの恩返しをし、地域の人たちに、少しでも歯科医療を通じて貢献できたらいいなと思っております。

また、本当に歯のトラブルで悩んでいる人たちのために、真実をありのままに伝える治療を提供したいと思っております。真実をありのままに伝えるためには、患者さんの目に見える形で知ってもらうことが大切です。そのためには口腔内写真やレントゲン検査、歯周病の検査などをして患者さんに理解してもらい、なぜ悪くなったかを知ってもらうことが大切だと考えています。そして同じ失敗を繰り返さないように、原因を追求し、徹底的な原因の除去が大切だと考えております。

歯を長持ちさせることがライフワークに

院長あいさつ当院を開業して12年になります。この間、治療を積み重ねてきて分かってきたのは、歯を長持ちさせるためにはどういう治療が必要であるかということです。開業当初、私はひとつの難題に直面していました。それは、むし歯の治療、歯周病の治療をしているのに、状態がよくならない。あるいは破折してしまうなど、歯が壊れてしまうケースさえあったのです。自分が一生懸命、治療して治したのに、何年かすると、悪くなってくるケースに何度も直面しました。

なぜ、こうしたことが起きるのだろうと原因を追求し、患者さんのお許しを得て撮影させていただいた各種の写真や検査結果を調べて行く月日が過ぎました。そして明らかになってきたのは、どうやら日常生活での何気ない習慣(態癖)が顎や歯並びに影響を与え、それがもとで顎がずれたり歯並びが悪くなったり、歯が倒れてしまっているのではないか、ということでした。歯並びが悪くなったり歯が倒れてしまうと、かみ合わせが悪くなり、それがもとでむし歯や歯周病が再発するようになるのです。

幸いなことに、この12年間で患者さんから取らせていただいた検査資料はかなりの量になっています。また、開業当時は小さなお子さんだった患者さんが高校生や大学生になり、以前のデータと現在のデータを比較できるようにもなりました。私にとって、これらの資料、データは宝物のようなものです。そして、その宝物から分かってきたことも、私の推論を裏づけるものでした。つまり、歯を長持ちさせるためには、顎のずれやかみ合わせの悪さを治す必要がある。それをさかのぼっていくと、日常的な生活習慣を改善しなければならない、ということです。

歯を長持ちさせることは、私にとって一つのライフワークになりました。

地域住民のホームドクターとして

院長あいさつ医療は日進月歩であり、常に努力と研鑽が必要だと考えております。そのためにはスタディーグループや学会、研修会などで知識、技術、新しい材料や機械、文献(エビデンス)などを勉強して向上していかないとよい歯科医療は提供できないと考えております。その象徴が歯周再生療法やマイクロスコープによる根管治療にあります。今まで残せなかった歯が残せるようになりました。

歯は痛くなってからでは手遅れになるケースがほとんどです。当医院では、一生自分の歯を健康に保てるように予防歯科を積極的に取り入れています。歯を削ったり詰めたりするのではなく、痛くなる前に定期検診に通うことにより、自分のお口の健康状態を把握し、予防しておくことが一番大切なのです。

当医院では、地域住民のホームドクターとして患者さん一人ひとりが長期に渡り、お口の健康管理が保てるようにスタッフ一同精神誠意チーム医療で頑張っています。

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