2019年9月18日1 分

顎関節症治療×咬合再構成(67歳・女性)

最終更新: 2021年11月5日

歯科治療による咬合高径の低下、くいしばりによる咬合崩壊、左側顎関節症を引き起こしている患者さん 。

●お悩み・主訴

左の顎が開けづらい。左側が痛い。
 
大学病院に顎関節症で2年間通院したが、治らなかったので、左の顎関節が開けづらいのと多少痛いのは諦めていた。

●治療内容

  • 歯周外科

  • 歯肉移植

  • プロビジョナルレストレーション

  • 部分矯正(下顎前歯)

  • 咬合再構成(咬合平面の修正、咬頭嵌合位の安定、アンテリアガイダンスの付与、犬歯誘導、上下歯列弓Uアーチ)


初診時

●初診時:口腔内写真

●初診時:咬合状態

●初診時:パノラマレントゲン写真

●初診時:デンタル14枚法


治療後

●治療後:口腔内写真

左右側方運動 犬歯ガイドの付与

アンテリアカップリングの状態

●治療後:デンタル14枚法


治療前後

●治療前後:口腔内写真

咬合平面の修正、歯列の連続性、下顎臼歯部の歯肉移植

【初診時】

【治療後】

下顎の咬合平面の比較 下の前歯の部分矯正

こだわったところ:咬合接触点、咬合展開角、咬頭傾斜角、1歯対2歯咬合、歯肉移植

上下広いU字型の歯列弓、上下6番咬合接触点


治療後3年経過