インプラントしたけど、噛めない人の多くはかみ合わせが悪いまま、インプラントしています。当院でもインプラントレスキューした人はいっぱいいます。
家を建てるときに、設計を無視して、修理やリフォームしているようなものです。
家がすぐに倒壊すると思います。
歯は機能しているので、常に力がかかっています。上下の歯がバランスよく噛んでないと咬合力のバランスが崩れ、咬合崩壊していきます。
また、かみ合わせの治療には優れた技工士の力が必要になります。
かみ合わせは髪の毛を噛んでもわかるくらい、超敏感で、ミクロ単位の調整が必要になります。
治療費が高いのは、それほど技工士が精密な歯を作っているからです。技術力が高いからです。
一流の技工士は技術が優れているため、技工料も高いです。
かみ合わせが悪い人ほど、職人(匠の)の技工士の製作するセラミック治療が必須となります。
それを作るのに技工士さんは本当に苦労して作っています。
最終仕上げの被せ物を超精密にセラミックで作ることは本当に大事です。
最終仕上げで失敗すると全て、ダメになります。
保険の金属は長期にわたり、凹んで行ったり、変形、すり減りやすいです。
すり減ると、かみ合わせがずれていくことになります。また、おかしくなりやすいです。
また、歯の位置が悪いまま、被せ物をしているケースをよく見ます。
今日の患者さんも歯の位置が悪いまま、被せているので、全くよくなりません。
歯が倒れたまま、被せているので、舌を噛んでしょうがないです。
インプラントしてきている人はすでに多額のお金を結構、使用してきているので、矯正治療は難しい人が多く、今回もなんとか被せ物でアーチを広くして、被せました。
すでにインプラント治療している人、自費治療をされてくる患者さんが最近多いですが、
治療費が高いからこそ、ちゃんと治療をしてあげることが患者さんのためになると思います。
結果を出す治療とは、しっかり説明して、常に治療結果を写真で見せてあげることだと思います。
治療費が安いからといって、セラミック治療やインプラント治療しても歯科治療は先生の技術が本当に関連しています。また、手術の技術がうまいだけでもうまくいきません。
常にお口の中をトータルで考えて治療してくれる先生がいい先生だと僕は思います。(特に矯正治療、咬合治療の診断できる先生)
それは、残念ながら、今まで、いっぱい壊れてきている患者さんを見てきたからです。
症例の患者さんは治療費に制限があるため、なんとか妥協点を見つけて、最大限の治療結果を発揮できるように頑張りました。
当院はどんな状況でも常に最大限の治療結果が出せるように常に考えながら治療を行なっております。
*初診時と4年後でどちらが正常に見えますか?