左上6番の マイクロスコープ(顕微鏡)を使用して、コンポジットレジン修復をしました。咬合面形態を考えて、咬合接触点なども考慮して行ったので、治療時間は90分くらいかかりました。
顕微鏡のメリットは歯を削る量を最小限にでき、咬合するところのエナメル質を極力残すことができて、歯の強度が保つことができます。
機能咬頭がエナメル質で残るのはとても歯の寿命が長くなります。
最小の介入で最大限の力を発揮できます。
要は歯が長持ちします。
また、6番目の歯は噛み合わせを安定させる上でキーとなる歯になり、とても重要です。
6番がないと咬頭嵌合位を安定しません。
咬頭嵌合位の安定は咀嚼する上でも、顎、筋肉、噛み合わせを安定させる上もとても重要になります。
特に矯正後は6番の歯のかみ合わせが大事になります。
矯正後に噛めないってセカンドオピニオンが最近、増えてます。
ほとんどは咬頭嵌合位が安定してないケースが多いです。
かみ合わせはミクロン単位なので、とても難しい治療になります。
患者さんにはとても喜んでもらいました。
