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予防歯科について知りたい

更新日:2021年11月2日

メンテナンス(予防歯科)は、口腔内の健康維持の要


当院は口腔内の健康を長期的に守るために「予防歯科」を重視しています。

未だに歯科医院は「悪くなった歯を治すところ」というイメージをもっている患者さんが多

いです。しかし、本当は患者さんがもっている本来の歯(治療していない健康な歯)をできるだけ長く、生涯にわたって維持していくためのお手伝いをするのが歯科医師の役割であり、予防歯科の目的だと考えています。


つかだ歯科医院 予防歯科

 

かみ合わせをチェックすることも予防歯科の1つ


予防歯科というと歯のクリーニングだけを考えがちですが、噛み合わせ、歯ぎしり、食いしばり、筋肉の状態、歯が倒れていないかなど、さまざまな角度から診ています。

専門用語で「一級咬合」という言葉があり、これは上下の第一大臼歯が正常にかみ合っている状態のことをいいます。80歳になってもなお健康な歯が残っている人は、一級咬合である場合が多いといわれます。当院が目指すのも一級咬合のかみ合わせを実現し、長く歯を残していくことです。そのためにはかみ合わせ、治療や矯正治療などを組み合わせ、総合的にお口の健康を診ていくことが大切だと考えています。


どんなに素晴らしい治療をしても、再発すればせっかくの治療も台無しです。

特にインプラント治療の場合、かみ合わせが悪いために強い力がインプラントに集中すると、その部分が割れたりして壊れる原因となってしまいます。そこで当院では口腔内写真による経過の観察や咬合紙を使ったチェックを定期的に行い、必要な場合には咀嚼の状態を動画に撮って顎全体のかみ合わせを確認しています。


 

歯科衛生士によるクリーニングで予防


PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)とは、歯科衛生士が専用の機械を使って、ブラッシングでは落とすことができない歯の汚れやバイオフィルムを強力に取り除く方法です。毎日すみずみまで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所、汚れがたまりやすい所ができてしまいます。PMTCによって歯と歯の間や歯と歯肉との境目など、自分では磨きにくいところや、歯みがきの癖によって十分に磨けていない部位も歯科衛生士が徹底的に磨きます。


つかだ歯科医院 予防歯科

PMTCによって下記の効果が得られます。

  • 歯周疾患の改善:歯と歯肉の境目にあるプラークを除去し、歯肉炎を改善する。

  • むし歯の予防:バイオフィルムを取り除いて、プラークの再付着を防ぐ。

  • 審美性の向上:.ステイン(着色汚れ)を除去し、歯の表明を光沢あるものにする。

  • 歯質の強化:フッ素を塗布して再石灰化を促す。


これまでの治療内容、ブラッシングの仕方、歯の生え方、唾液の量、歯の質、年齢、口腔内の細菌数や種類など、口腔内の状態は患者さん一人ひとり違います。そのため、口腔内の健康を維持するためには、ご自身の口腔内の状態を把握している歯科医院での定期メンテナンスと毎日の適切なセルフケアを併せておこなうことが大切です。


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